貼っつけ仕事

Alias & Tarsier “Sleepy” - U.S. Fall Tour Video (by Rona Rapadas)

tarou4:

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1) {?} over {?} : 分数を入力
分子と分母はそれぞれ{}でくくる習慣を付けておこう
 例 {n^2 -5 n +3} over {n}
   


さて、ここで

“-5 n”の部分を“-5n”と、ちょっと分かりにくいが、スペースを入れないとすると



というようにnが活字体になってしまう。

数学には美しさは大切なので、こんなトコにも気を配ろう。

勿論、全てを{{n^2} -5{n} +3} over {n}と{}でくくってしまえばよいのだけど

長い書式になると括弧が多いのは見難く、醜いので、

係数と変数の間を開けるという習慣を付けておこう。



2) {?} times {?} :“×”を入力
3) {?} div {?} :“÷”を入力
 例 4 times 3 = 12   6 div 2 = 3
   

勿論、全角記号の“×”や“÷”を使っても良いのだけど・・・



4) newline :改行

実は上の例の書式 4 times 3 = 12  6 div 2 = 3 では
 


となってしまう。

4 times 3 = 12
6 div 2 = 3


と改行して書いたところで認識はされない。

4 times 3 = 12 newline 6 div 2 = 3

このように、必ず、newlineコマンドで改行しよう。



5) ~ :短い空白
 例  4 times 3 = 12 ~~~ 6 div 2 = 3
   

~1個につき半角スペースが1個。

因みに“ ~ ”はチルダと言うのだが、意外に入力方法を知らない人がいる

というわけで、



shift+ で チルダを入力できる。

勘違いされやすいが、

の隣の隣にある

 ~ を
 0 わ

ではないので。

また、Math Commands Window 内のチルダは、

“ ~ ”のように上部にではなく、中央にのように表示されるのでヨロシク。



6) dotsaxis :“・・・”を入力
7) dlarrow :“ ”を入力
8) dlrarrow :“⇔”を入力
9) drarrow :“⇒”を入力
10) rightarrow :“→”を入力

これまた前述の times や div のように全角入力しても良いだけど・・・



11) phantom{?} :文字を非表示
 例  4 times 3 = 12 newline phantom{4 times 3 = 12} newline 6 div 2 =3
   

このように消すことができる。

え?何のために使うかって?

では phantom の有効な使用法の説明の前に・・・



12) nitalic{?} :斜字体属性解除
 例 隣の客はよく柿食う客だ newline nitalic{隣の客はよく柿食う客だ}
   

Math では数字以外はデフォルトで斜字体となる。

この斜字体属性を解除するのが nitalic である。



13) overline{?} :文字列の上のバー
 例 overline{nitalic{隣の客はよく柿食う客だ}} dlrarrow nitalic{隣の客はよく柿食う客ではない}
   



では、これらを使って、phantom{?} の利用法を・・・

overline{x,y nitalic{の少なくとも一方は有理数}}~dlrarrow~overline{x nitalic{が有理数または} y nitalic{が有理数}} newline phantom{overline{x,y nitalic{の少なくとも一方は有理数}}}~dlrarrow~ x nitalic{が無理数かつ} y nitalic{が無理数}

と入力すると



このように美しくそろえることができる。

チルダで整形するのも良いが、中々そろえるのが難しい。

同じの文字列を非表示にすることによって、整形するということを覚えておこう。



14) %alpha %beta %gamma %delta ・・・ :ギリシャ小文字入力
15) %ALPHA %BETA %GAMMA %DELTA ・・・:ギリシャ大文字入力
 例 %alpha %beta %gamma %delta dotsaxis newline %ALPHA %BETA %GAMMA %DELTA dotsaxis
   

因みに

パイは pai ではなく pi

ファイは fai ではなく phi

なので。



16) infinity :∞入力

insanityではないので間違えないように。

ま、間違えないだろうけど。



17) abs{?} :絶対値入力
18) sqrt{?} :平方根入力
19) nroot{?}{?} :n乗根入力
20) widevec{?} :ベクトル入力
 例 abs{x-3} newline sqrt{x^2 -4 x +a} newline nroot{3}{256} newline widevec{nitalic{AB}}<>vec{0}
   

widevec{?}vec{?} の違いは、→の長さが可変か否かである。

常に widevec を使えばそれで問題は無い。



21) sum from {?} to {?} :総和
22) int from {?} to {?} :積分
23) lim from {?} :極限
 例 sum from {n=1} to {100} (n^2-1)newline k=int from -1 to 1 f(t)dt newline lim from {n rightarrow infinity} n
   

積分において数字の位置が気に喰わないところがあるが、とりあえずはこれで。

え?あと、手抜きになってきてる?

気の所為です。



24) matrix{{?} # {?} # {?} ## {?} # {?} # {?}} :行列の各成分指定

これは、2×3行列での書式である。

それぞれの行において、成分を “#” で区切り、改行を “##” で行う。

即ち、2×2正方行列にしたければ

 matrix{{?} # {?} ## {?} # {?}}

となる。

しかしこれでは、各成分を設定できても、“()”は表示されない。

というわけで、

25) left( right) :サイズ可変括弧の入力

この2つ(24,25)を組み合わせて行列を作成する。

 例 nitalic{A}=left( matrix{2 # -1 ## 2 # 3 } right)
   

こんな感じ。



26) left lbrace right none :“かつ”の可変 { の入力
 例 left lbrace matrix{2 x -3 y=5 ## 3 x = 5 y} right none
   


これは別に Math で定められた書式というわけではない。

私はこのように記述するというだけ。

ポイントは25と同様に

left ? で左可変括弧を定義し、right ? で右可変括弧を定義する。

例えば

 (x over 3 - y over 2)^2

ならば
 


となるのに対し

 left( x over 3 - y over 2 right)^2

ならば



となる。

通常括弧と可変括弧の使い分けが重要である。

勿論、常に可変括弧を使えばよいのだが

いちいち left right を定義するのは面倒だ。

left right は必ず1セットなので、“無し”にする場合は例のように none を指定する。

lbrace のこと。

なら rbrace である。

他にも良く使う可変括弧を載せておこう。

27) left[   right]
 例 left[ x^2 over 2 - 5 x +3 right]
   
   
28) left lline  right rline
 例 left lline matrix{2 # -1 ## 3 # a} right rline
   

28において、高校生の同志諸君は馴染みがないかも知れないが

そのうち行列式で使うことになる。

今、知っておいて損はない。

・・・得もそれほど無いが・・・



29) ^{?} :右上添え字
30) _{?} :右下添え字
31) lsup {?} :左上添え字
32) lsub {?} :左下添え字
 例 nitalic{A} lsup 1 lsub 2 ^3 _4
   
272930を使えば定積分の下端、上端を表すことができる。

 left[ x^2 over 2 - 5 x +3 right] ^{~2} _{-1}


 
のように。

ということは、これを使えば、先ほど22で気に食わなかった点が解消される。

 k=int ^{1} _{-1} f(t)dt



さて、左上下添え字の記述法を載せてはいるが

いつ使うのだろうか?

ここでピンと来た高校生の同志諸君は実に素晴らしい。

そう



とかできるよね?



今日はこれくらいにしておこう。

というより、これだけで少なくとも初等数学までは全てなんとかなる。

それどころか、実は他の記号の書式さえ覚えれば、全て記述できる。

あとは同志諸君のセンス次第。

楽しみながらすることが大切。



では・・・